小型・大型 電気ボイラーの組み合わせで省エネ・CO2フリーを実現
ボイラーの電化、燃料転換で生産工場のお悩みに応えます
日本電熱は小型(簡易)ボイラーと大型の電気蒸気ボイラーの組み合わせにより、工場の各生産プロセスに最適な熱の供給方法をご提案し、熱の有効利用を実現します。
小型(簡易)ボイラー・大型電気ボイラーの組み合わせをご提案
日本電熱は、大型ボイラーの製作を得意とする株式会社高尾鉄工所と協業体制を結び、日本電熱が得意とする小型(簡易)ボイラーと高尾鉄工所が得意とする大型ボイラーを互いに販売することが可能となりました。お客様の生産プロセスにおいての最適なボイラーの組み合わせをご提案いたします。
![大型電気ボイラー_画像1_日本電熱-高尾鉄工所ボイラー 小型電気ボイラーと大型電気ボイラー画像](https://www.nichinetu.co.jp/industrial/image/39c9860d1f169c869ae9d4a0c17aad5ab7083321.png)
エネルギーのロスを最大限まで減らす「分散型」
多くの工場では、一カ所に大型の燃焼式蒸気ボイラーを設置し、ボイラー室から各工場・プロセスに蒸気を供給する『集中型』を採用しています。無害で使い勝手が良い蒸気をさまざまな設備・生産プロセスの熱源として活用している一方で、「蒸気の有効利用率は平均54%」と熱供給に課題を持っています。
![大型電気ボイラー_画像2_集中型蒸気供給プロセス 集中型蒸気供給プロセスの課題画像](https://www.nichinetu.co.jp/industrial/image/e928682248e7d3d9e1f74d0221e3b01f430daa01.png)
エネルギーは、使用箇所近傍での熱源化が効率的であり、電気は使用箇所近傍での熱源化が容易です。生産プロセスに最適な形での熱の供給方法と熱の有効利用をご提案します。
![大型電気ボイラー_画像3_分散型蒸気供給プロセス 分散型蒸気供給プロセス画像](https://www.nichinetu.co.jp/industrial/image/16300838dafa170510981df1f7f2a8977ac74d4b.png)
小型(簡易)ボイラーと大型ボイラーの概要
小型(簡易)ボイラーと大型ボイラーのお互いの短所を補填することで、最適なエネルギー活用を実現します。
![大型電気ボイラー_画像4_小型・大型ボイラー比較表 小型電気ボイラーと大型電気ボイラーの比較表](https://www.nichinetu.co.jp/industrial/image/7a65e8d87f2033d35bcf97530ed9e2dfe7d62876.png)
小型(簡易)ボイラーと大型ボイラーによる運用例
大型電気ボイラーは、負荷の変動に対し圧力が変化しにくく多くの蒸気供給が可能なため、工場がフル稼働している日中の利用に適しています。
![大型電気ボイラー_画像5_平日日中の運用例 平日の日中作業における小型電気ボイラーと大型電気ボイラーの運用例画像](https://www.nichinetu.co.jp/industrial/image/8f545433428bf3f6a943f4c7b3a2e41f99f2d656.png)
電気式簡易貫流ボイラーは、立ち上がりが早くスポットでの利用が可能なため、一部ラインのみが稼働している夜間・休日やスポットでの蒸気利用に適しています。
![大型電気ボイラー_画像6_深夜・休日の運用例 深夜・休日作業における小型ボイラーと大型ボイラーの運用例画像](https://www.nichinetu.co.jp/industrial/image/22659b7414b384c72f937b19d8cffbd84c86ee1e.png)
株式会社高尾鉄工所様のご紹介
株式会社高尾鉄工所様は、電気ボイラーや燃焼ボイラーなど、各種ボイラー製品および圧力機器を取り扱うボイラー専門メーカーです。
【㈱高尾鉄工所様のホームページを見る】
![](https://www.nichinetu.co.jp/industrial/image/39c9860d1f169c869ae9d4a0c17aad5ab7083321.png)
本製品の導入分野
タイヤ製造業様 | 2030年までに自社で排出する二酸化炭素総量を50%削減目標のため、加硫工程用蒸気を燃焼ボイラーから電気ボイラーへ更新 |
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大学様 | 化成物の蒸気反応試験を化学実験室で行うにあたり、電気と水だけで使用できる電気ボイラーを採用 |
自動車メーカー様 | 研究開発の試験用蒸気として手軽に使用できる電気ボイラーを採用 |
外資系製薬会社様 | 海外本社が日本法人のボイラー更新にあたり、化石燃料ボイラーを否定されたため、電気ボイラの採用を検討 |
外資系サービス業様 | カーボンニュートラルに向け、ビルをZEB(※)対応にするため採用 ※ZEBとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」の略で、消費する一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物 |
バルブメーカー様 | 自社製品のフランジ部の性能評価試験用として、電気ボイラーの採用を検討 |
自動車部品メーカー様 | 金属部品加工後の部品洗浄用途に、協働ロボットの組み合わせて自動化と洗浄溶剤の削減を達成 |
本製品の関連製品
高い要求に対し経験と技術で最適なヒーターを提案します。様々な問題点に対し取り扱う製品を基に既製品にはないオーダーメードの新製品も製作することが可能です。