産業機器

IH-ROBO

IH-ROBO(開発中)

過熱水蒸気とは大気圧下で100℃の蒸気(飽和蒸気)をさらに加熱した、完全に気体状態の乾き蒸気

主な特徴

  • 空気と比べて高いエンタルピー(潜熱)による効率的な加熱
  • 無酸素雰囲気での反応や設備の火災対策
  • 凝縮伝熱を利用した急速加熱(100℃以下の急速加熱)
  • 無害/無毒性

コンセプト

研究開発室(ラボ)で使用可能な過熱水蒸気発生装置

特徴

  • 簡単な操作
  • 速い立ち上がり
  • ステンレス製でクリーンな蒸気
  • コンパクトで移動が可能
  • オプションのチャンバーで即、使用可能
  • その他

過熱水蒸気の性質と用途

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温度ごとの主な特徴と用途

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過熱水蒸気設備の基本構成

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過熱水蒸気発生装置 IH-ROBO

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型式 IH-ROBO
電源 3P AC200V
定格 8.5kW
水蒸気温度 200~400℃
水蒸気量 2.8~8.6kg/h
水蒸気圧力 0.1~0.2MPa
外形 W440×D500×H816mm
重量 50kg

機器以外のコスト

  設置工事 配管工事 煙突工事 燃料管理 建屋改造 大蒸気量 移動
既存方法 必要 必要 有(燃焼型) 必要 必要 可能 困難
IH-ROBO 不要 不要 不要 不要 可能 可能
備考 数十万円~ 数十万円~ 数十万円~   アンカー等 8kg/h並列接続  

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過熱水蒸気設備の注意事項(機器設計・選定)

  • 計測項目と精度を検討する
    →電力、水蒸気量、流速、ワーク温度など実験条件を把握できる機構
  • 通常の熱風オーブン内に過熱水蒸気を放出しない
    →通常の熱風オーブンでは凝縮水による断熱破壊を起こす。
  • 過熱水蒸気配管を保温し、配管長を短くする。
    →温水や水蒸気より低密度のため、すぐに温度が低下する。
  • 昇温・降温のレスポンスの必要性を考慮に入れる。
    →数段階の加熱を行う場合、到達するまでの時間を検討する。
  • 過熱水蒸気チャンバー内温度を100℃以上に保つ。
    →チャンバー内に凝縮水が発生し、効率が低下する。ただし、高すぎると炉壁からの輻射熱の影響が出る。

過熱水蒸気設備の注意事項 (試料の取扱い)

  • 試料が凝縮水に濡れては困るものである。
    →予熱してから過熱水蒸気に投入可能な機構にする。
  • 過熱水蒸気雰囲気で思うように加熱(焼成)されない。
    →過熱水蒸気の風速・流量を変更可能な機構にする。
  • ワークの温度変化を記録出来ない。
    →センサー等の端子台を準備する。
  • 異なるサイズ、種類のワークを試したい。
    →想定される試料のサイズや形状に対応可能な構造等を設計に盛り込む。